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納車直後にモデルチェンジがあった!新型車へ交換してもらえる?

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納車直後にモデルチェンジがあった!新型車へ交換してもらえる?

ほとんどの場合交換、契約のキャンセル等はできません!

せっかくの新車なのに納車直後に旧型車になってしまうのは気分的におもしろくないですよね。

事前に新型車の案内はなかったのでしょうか?

販売店もモデルチェンジを知らなかったのでしょうか?

もし販売店もモデルチェンジの事実を知らなかった場合、新型車に交換する必要はありません。

ではモデルチェンジ情報はどのくらい前からわかるものなのでしょうか?

モデルチェンジ情報は公式発表の1ヶ月前に知らされる

業界内の自主的申し合わせ事項では、公式発表の1か月前に販売店へモデルチェンジに関する情報提供をすることになっています。

ですが、これは製品の詳細情報であって、モデルチェンジ自体を知らないということではありません。

メーカーにもよりますが、実際の発表の最低でも半年前には確実にわかります。

販売店はモデルチェンジのサイクルは把握していて当然です。プロなのですから。

そもそもモデルチェンジのサイクルはおおむね決まっているので、来年はフルモデルチェンジだろうな、と予測がつきます。

そういった状況から、上に赤字で記した「販売店もモデルチェンジの事実を知らなかった場合~」というのは現実的にはありえないのです。

では1か月前に知らされる情報とはどんなものなのか?

発表の一か月ほど前に販売のためのマニュアルなどが届きます。

実はそこで初めて車の性能などに関する情報、いわゆる諸元などの情報が下りてきます。

最近では一か月どころか半年前にはネットや雑誌で情報が載っていますが、正確な諸元表などではなく、すべて予測のものしかありません。

1ヶ月前に販売店に情報展開するときに、初めて諸元を公開するのです。

ですが、その1か月前の情報すら変更の可能性があります。

新型車というのは国土交通省の認可を受けて発表となります。

認可前になんらかの変更がないとは限りません。事前に配布される資料などには国土交通省認可前、と注意書きがあります。

よくお客様に、ディーラーは前もって情報をもっているのでは?と聞かれることがありますが、正確な情報は我々も発表直前まで把握できないのです。

またあまりに早い段階で新型車情報を公開してしまうと、現行車の売れ行きに影響を与えます。

メーカーは現行車もギリギリまで売りたいものなので、新型車情報をギリギリまで公開しないのです。

新型車への交換やキャンセルが出来るかもしれないケースとは?

これは大きなトラブルになると思うのですが、新型車への交換やキャンセルができるかもしれない場合として、

あなたが「しばらくモデルチェンジが無いことを購入の動機としていることを明確に伝えていた」ケースです。

そのような意思表示があった場合、普通は「この人は新車を買ってすぐに旧型車になってしまうのが嫌なんだな」と推測できます。

また推測ではなく、商談時にそのような会話が交わされることもあるでしょう。

しばらく、とはあいまいな表現ではありますが、お客様からそのような意思表示があった場合、普通であればいつごろモデルチェンジを予定してますよ、と伝えるはずです。

購入前にはっきりとその意思を示していたにも関わらず、販売店はモデルチェンジが控えていることを伝えずに販売した場合、詐欺などを理由に契約の取り消しを求めてもいいでしょう。

上記で書いたように、販売店は1ヶ月前どころか数か月前にはモデルチェンジがあることを把握しています。

絶対に無い、と言い切ることは難しいですが、私が知る限り販売店がモデルチェンジを発表の1か月前に知る、という状況はありえないのです。

ネットや雑誌がどんどん記事にしているのに、販売店がまったく知らない、通じません。

正確な日程はわからなくても予測できているはずです。

それなのにモデルチェンジを隠して販売したのであれば、それはもはやお客様を騙した、と言えます。

いないとは思いたいのですが、そのようなことをする悪徳セールスマンがいるならば、すぐに店舗の責任者、販売店本社やメーカーへクレームを入れましょう。

ですが、言った言わないで水かけ論になることも考えられます。言葉の行き違いや勘違いなどと逃げられるかもしれません。

どうしてもモデルチェンジを避けたいのであれば、自分でネットなどで調べつつ、契約時には何か書かせるなどの証拠を残す、などの防衛策が必要かもしれません。

そこまでしたくないかもしれませんが、高額の買い物をするのはあなた自身です。

このブログでは営業マンと信頼関係を築いてくださいと書いていますが、そのような事が通じない相手がいるかもしれません。

もしそういう相手ならすぐに例の必殺技を使ってください(必殺営業マンチェンジ!です)

(私も普通では考えられない言動、行動をとるお客様を多数見てきましたので、営業マンにそのような常識の通じない相手がいない、とは限りません・・・)

私の場合、モデルチェンジの1年前から「おそらく来年にはフルモデルチェンジですよ」と何度も話しながら商談に臨みます。

数百万の買い物をしていただくお客様と行き違いや勘違い、ましてや騙して売ってトラブルになりたくはありませんので・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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