車を売るのも買うのも3月は狙い目!
新車ディーラーで車を安く買いやすいのは年に何度かのタイミングがあります。
各社状況は様々なので絶対、とは言い切れないのですが、間違いなく自動車販売業界で一番重要なのは3月決算。
(カジクン調べ)
年度末、ということもありますし、かなり重視される月なのです。
また、中古車業界も同じく大きく動く為、中古車販売会社でもいい条件が出やすいです。
(売るのも買うのも)
今回はそのあたりを詳しく解説したいと思います。
なぜ自動車業界で3月がお得になるのか?
最初に述べた様に3月は決算期です。
自動車メーカーや大手中古車販売会社は上場企業なので、この決算の成績はとても重要。
この成績によって株価が動きますからね。
株価が動くと時価総額も大きく変動します。
上場企業ともなるとその額は大変な数字。
決算発表というのはその企業の成績発表なので、その数字によって企業価値が市場に判断される、とても重要なイベントなのです。
新車が安く買いやすい仕組み
メーカーは子会社に販売会社を持っています。
これが新車ディーラーです。
(○○トヨタとか○○ホンダとか○○スズキとか、○○のところに都道府県名が入るような感じです。)
自動車メーカーといえども自動車の販売以外にも色々な部門がありますが、ここでは自動車販売のことについて説明します。
自動車メーカーは子会社の自動車ディーラーに新車を出荷します。(メーカーがディーラーに新車を売る、ということです。)
この出荷台数=売上額がメーカの実績となります。
ディーラーはこのメーカーから仕入れた車を販売して利益を出します。
3月は決算期なので
・メーカーはより多くの車を出荷したい
・ディーラーはより多くの車を仕入れないといけない
・仕入れた車は販売しないと利益にならない為、ディーラーは多く仕入れた新車を売るために力を入れる(お得なキャンペーンを独自に展開したりする)
という流れになります。
中古車が安く買えたり車が高く売れたりする仕組み
中古車販売会社も3月は大事な月です。
例えば大手のG社を例すると、このG社も東証一部上場企業。
当然株価に影響する決算は大事な時期です。
併せて自動車業界が活発になる3月は下取り、買取、そして中古車販売も活況となります。
・新車買い替えが増えると下取りに出す車が増える
・買取査定も増える
・在庫が増えるので販売に力を入れる
・新生活などで新たに中古車を買う人が増える
・状態のいい車を仕入れたいので買取などに力を入れる
・在庫増える
・以下ループ
というサイクルですね。
中古車販売会社で買うのも売るのもやはり3月は有利な可能性が高いです。
新車業界が活発になれば自然と中古車業界も活発になる、ということになります。
3月末ギリギリだと買い手が不利なこともあるので早めに動いた方がいい
何度も書いていることですが、自動車ディーラーの成績はナンバー登録、によって決まります。
なのでいくら3月は有利だからといって3月31日に買いに行ってもお得に買うことはできません。
むしろ不利な条件しか出てこないでしょう。
また、3月も中盤を過ぎると在庫状況もだいぶ厳しくなっていることが多いです。
条件的にはお得でも、希望のグレードがない!ということが良くあります。
(これって営業からしてもかなり痛いんです。せっかくの販売のチャンスが・・・)
この時期は早めにディーラーへ行って商談を開始することをオススメします!