事故はどうしても起きてしまうものですが・・・
さて今回は3台の玉突き事故で真ん中に挟まれ被害にあったカジクンの嫁さんの車のはなし。
先日、美容院に行くと言って出かけていた嫁さんから電話が。
「事故にあった!またかける!」
いやいや、それだけ伝えられても、と思いながら心配して待っていると再び電話がありました。
詳しく聞いてみると、場所はもう自宅近く、自宅から2kmもない場所で、追突にあってしまい、その衝撃で前の車にぶつけてしまったとのこと。
いわゆる玉突き事故ですね。
聞いた瞬間の私の脳裏に「うわっ!めんどくせぇ!」と思ってしまいました。
幸いなことにけが人は誰もいないとのことで、被害は物損のみでした。
自宅近くなのでとりあえず現場に行こうとスクーターででかけていきました。
カジクンがめんどくさい!と思った理由は「過失が出る可能性」があるからです。
追突事故の場合はぶつけた車に100%の責任があるが、玉突き事故で真ん中の車両だとどうなる?
例えば信号待ちで停止中の車にぶつけてしまった場合、当然のことながらぶつけた方が100%悪いので過失割合は0:100となります。
しかし今回のケースでは3台の玉突き事故。
先頭車両からA車、B車、C車とします。嫁さんの車は真ん中のB車。
一番後ろのC車がよそ見をしてしまい嫁さんのB車へ追突。その衝撃で嫁さんのB車は前方のA車に追突してしまったのです。
当然嫁さんのB車は追突してきたC車の保険なりで修理することとなりますが、問題は嫁さんのB車が突撃してしまった前方のA車。
最初の原因はC車による嫁さんのB車への突撃から始まるので、B車、A車ともにC車の保険で対応してほしいものですが、必ずしもそうは行かないケースもあるのです。
カジクンは実際にお客様のケースで体験しているので、もしかしたら嫁さんが特攻してしまったA車に対して責任が出るかも・・・と心配しているのです。
細かい状況は色々ですし、事故状況から過失割合を判断するのは保険会社同士の仕事なので一概には言えないのですが、カジクンの嫁さん号に過失割合が発生するケースを考えてみると、
前方のA車に対して嫁さんの運転するB車は車間距離を充分にとっていたか?という点が問題になると思われます。
今回は後方のC車の全軍突撃によって発生した玉突き事故ですが、嫁さんが充分な車間距離をとっていないと判断された場合には過失が発生し保険対応なり修理費の実費が出るかもしれません。
もちろんカジクンの嫁さんの保険はカジクン自身がしっかり内容を確認してプランを組んでいるので保険をつかうことになっても問題はないのですが、自動車保険は使ってしまうと等級が下がってしまうため、できれば使わずに済んでほしいところなのです。
おまけに前後の衝突で一番被害が大きいのは嫁さん号。心情的には追突事故ですら迷惑なのに、過失が発生するとたまったもんじゃあありません。
ただ、まだ保険会社からの連絡はないので何とも言えないところであります。状況的に勝手に判断すると過失は出ないだろうなぁというカンジではありますが。
事故車専門の買取サービスに売却して買い替えるかも?
ところで嫁さんの車の被害を見たときに、結構な損傷なので「これは買い替えも含めて検討せねば?」と感じました。
前後バンパー交換、バックドア交換、場合によっては前後フェンダーも怪しいカンジだったので数十万の修理費がかかると判断しました。
車は直さずに修理費をもらい、さらに車は事故車専門の修理サービスに売却してある程度の額の現金になりそうなので、修理見積りを見てから判断したいと思います。
(ちなみに嫁さんの車は軽自動車です。)
私の顧客で事故が起きた場合、必ず修理するか買い替えるか確認をとってから修理を進めるようにしています。
事故はなるべくは起きない方がいいものですが、車の買い替えを考えているならちょうど良い機会にもなるのです。
今回は不幸中の幸いで一人もけが人がいなかったので、心おきなく最大限に保険を利用したいと思っています。
事故車専門の買取サービス「タウ」