アイサイトは本当に評判通りの性能なのか?
今月はスバル月間にしようと思っていましたがなかなか書けませんでした。
やはり4月は色々とあわただしいですよね。
ちょっと落ち着いてきたので今回はスバルのアイサイトについて。
こういうの書き出すと他の車についても書きたくなってくるので収拾つかなくなってきそうですが(笑)
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私は複数の車を所有しています。
そのなかにアイサイトを装備している車もあります。
こう書くとカジクンはスバルなのか?となりますが(笑)
国産某ディーラーに勤務していますが、メーカー問わず楽しそうな車があれば手に入れようと日々こっそりと怪しく動いています(笑)
私がスバルに勤めている可能性はおいといて(笑)今回は実際にアイサイトを使ってみての感想を書きたいと思います。
アイサイトってなに?
そもそもアイサイトをはじめとする先進安全機能はまだまだ誤った認識を持っている人が多いように感じます。
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アイサイトは自動ブレーキを含む先進安全機能の先駆けとなった装備で、運転者の支援、サポートをする装備
衝突被害の軽減や抑止などがメインの機能
そのメインの機能を活かしつつ運転者の支援ができるようになっておりドライバーの負担軽減になります。
ドライバーの負担軽減も安全に対するアプローチの一つというのがスバルの安全への考え方です。
現在では各メーカーに自動ブレーキ機能がありますが、すべての機能のベンチマークになっているのがスバルのアイサイト。
他社ディーラー(販売会社)から聞いた話では、そのディーラー全体でアイサイト対策の勉強会、試験、ロールプレイングなどが行われているといった話も聞いたくらいです。
お客様もこういった機能のことを「アイサイトみたいなやつ」と表現する方が多くいらっしゃいますからね。
自動ブレーキ機能自体をアイサイトという名称だと思ってる方もいるくらいです(笑)
スバルはアイサイトの前身になる機能を装備した車を20年近く前から市販車として出していました。
いつかこういった時代がくると信じていたんですね。
現在では他のメーカーも真剣に予防安全に取り組み始めていて、スバルがどれだけ先進的な考えで技術開発を20年も続けてきたかがわかります。
スバルのアイサイト(EyeSight)ってどんな機能があるの?
アイサイトの機能は5つ。
危険を予測し衝突を避ける「プリクラッシュブレーキ」
車間距離を制御し渋滞を快適にする「全車速追従機能付クルーズコントロール」
ステアリング操作をアシストし安全運転を支援する「アクティブレーンキープ」
誤動作による急な飛び出しを防ぐ「AT誤発進抑制制御&誤後進抑制制御」
安全運転をサポートする「警報&お知らせ機能」
アイサイトの機能としてはこの5点なんですが、このどれもが非常に高い水準で制御されています。
ハッキリ言って現時点(2017年4月)でもコスパ含めナンバー1だと思います(カジクン調べというか個人的感想)
これは実際に使ってみないとわからない部分なんですが、この5つの機能が複合的に作動していますので、非常に快適&安心感があります。
細かい装備の説明などはカタログなりwebで見てもらえればわかると思いますので割愛しますが、こういったアイサイトの機能のどういった点が優れているのかユーザー目線で解説していきたいと思います。
アイサイトはこんな時に役に立つ!
高速道路を走る時は全車速追従機能付クルーズコントロールが役に立ちます。
アイサイトが前方を見ているので先行車がいる場合は自動的にスピードを落としてくれます。
前に車がいたらスピード調整し、先行車がいなくなったら設定した速度でクルーズコントロールしてくれる、という機能です。
またアクティブレーンキープによって車線からはみ出さないようにステアリングを動かしてくれます。(時速65km以上」
アクセル操作、ブレーキ操作は完全にお任せ、更にステアリング操作の補助を行ってくれるのです。手放し運転をすると15秒程度で機能がストップしてしまいますのでハンドルは掴んでおかなければなりません。
逆に言えばハンドルさえ掴んでおけばほぼ自動運転です。
こういった機能により、高速道路を走行中はほとんど自動運転と言える走りをしてくれます。
高速の渋滞中なども全車速追従機能付クルーズコントロールが使えるので、よく起きがちな渋滞中わき見による追突事故などをかなり高い確率で防いでくれます。
このような機能により、高速での長距離走行、渋滞中の走行シーンでかなりの疲労軽減になります。
ざっくり言うと「スゲェ楽ちん!」ってカンジなのです。
また高速だけでなく一般道でも、信号待ちや渋滞などで先行車の発進に気付かず止まったままの時などに音と表示で知らせてくれます。
他にも駐車スペースから出るときなど、AT誤発進抑制制御&誤後進抑制制御によって、前方に障害物がある状態でシフトやアクセルペダルの誤操作をしてしまい衝突してしまうのを防いでくれます。
よくニュースになってしまうアクセルの踏み間違いで大きな事故を起こしてしまう可能性を低減させます。
アイサイトがついていない車からアイサイトに乗り換えるととにかく安心感が違います。
運転してるときに「ヒヤッ」とする瞬間って結構ありますよね?
疲れてたり考え事してたりボーっとしてたりよそ見してしまったり・・・
運転疲労やストレスって実感しにくいものですが、アイサイト付き、無しで比べるとはっきりわかります。
運転中の疲労やストレスが注意力の低下につながり事故を招く可能性があります。
そんなときでもアイサイトはいつでも前方を見ててくれるので安心です。だからといって気を抜いていいわけではありませんが。
とにかく運転者のサポートしてくれるのがアイサイトなのです。
(私のメインの車はアイサイトではありません泣)
対象物の認識性能やブレーキ性能、また元々の走行性能の高さでスバルは国産車の中で群を抜いた安全性能を誇っています。
カタログ上の性能は同じように見えても細かく見ていくと差が歴然です。
こういった先進安全機能だけで車を比較していくと、今のところ比較する必要がないくらいですね。(カジクン個人的感想)
お客様でもこういった「アイサイトみたいなやつ」を探している方だと、ハッキリと「アイサイトが一番ですよ」と伝えています。
アイサイトって自動運転できるの?
アイサイトは自動運転機能ではありませんし、メーカーもそれを推奨しているわけではありません。
全車速追従機能付クルーズコントロールやアクティブレーンキープを使えばほぼ自動ですが、スバル自体がこういった機能を高速などで使う機能としています。
(低速ではアクティブレーンキープは使えないような速度制限があります)
一般道であえて使いにくくしているのです。
スバルは自動運転を目指しているわけではありません。あくまで機能を複合的に使うと高速など自動車専用道路などではほぼ自動運転ができてしまうだけです(笑)
過去にあるメーカーがCMで大物ミュージシャンを起用し、自動運転が出来るような演出をしてしまい問題になりましたね(笑)
自動運転を推奨するようなCMも問題ですが、そのメーカーの先進安全機能はアイサイトとは比較にならないほど性能の低いものでした。
誇大広告すぎるでしょ!と思ったものですが、やはりCM効果は絶大で、その時期はお客様との会話でそのCMをよく話題にしていましたね。
スバルのアイサイトは高速道路だけなら自動運転っぽいことができる
自動ブレーキ関連ならスバルがイチオシ
いま車の買替を考えていて、自動ブレーキ含む安全性能を重視して車選びをするならスバルしかありません。
もはや比較する必要もないくらいの性能差です。
でもスバルはとりあえず燃費悪いです(笑)
フルタイムAWDだからしょうがないんですけどね。
またそのフルタイムAWDが走行安定性の高さにつながり、安全性を高めていますからね。
とにかく安全性能の高い車が欲しいなら今は絶対にスバルがいいです!(カジクン個人的推し)
しかしもう一つ注意点があります。
車好きは一度スバルに乗ってしまうと気に入ってしまってスバル車から離れられない「スバリスト」の呪縛に囚われてしまうかもしれません・・・
スバルに乗る時はスバリストの呪いに注意・・・(笑)
※余談ですがカジクンは複数の車を所有していますが、どれも売る時は高額査定で売っています。
車を売る時はとにかく一括査定がオススメですよ!