軽自動車は価格が落ちやすい
以前に私の車を買取査定したときのことを書いたのですが、今回は軽自動車について書いてみます。
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車を売る時の査定額が150万から240万になった!90万円アップだ!
ディーラー査定と買取店の査定で高かったのはどっち? 実は私の実体験、今日の話です。(2017年5月15日) 何度か書いていますが、私は複数の車を所有しています。 実はその中にはわりと新しい車もありまし ...
私の車は軽自動車ではなく普通車だったのですが、そのときは結果的に買取業者よりディーラー査定の方が高額でした。
いつも書いているように車を売る時には必ずディーラー査定と買取査定をするべきです。
ただ、私は新しめの軽自動車を売却した経験はないので、ディーラーで勤務している業務内で経験したことを書いてみます。
軽自動車の査定でディーラー査定より33万円アップ!
何度か書いていますが、新車はナンバー登録をした時点で中古車となります。
ナンバー登録した翌日に売却したとしても、中古車として査定されることとなります。
車はナンバー登録した時点で価格が落ちます。
車によって違うので一概には言えませんが、およそ60%~80%ほどに落ちてしまいます。
さらにそこから車種によって落ち幅が変わってきます。
以前私から車を購入して頂いたお客様ですが、下取しようとしていたのが軽自動車の1BOXタイプ。
購入して頂くのはほぼ決まっていて、あとは下取をどうするか?というところでした。
お客様が乗っていたのはファミリー層に人気の車で、4年目であり走行も3万キロ台でした。
新車価格は私の見立てではおそらく150万から180万程度。
そこで私が査定をしたのですが、ディーラー基準で査定をしてみると金額は45万程度。
ちょっと低すぎるなと感じた私はお客様と相談しました。
「もしウチ(ディーラー)で引き取らせてもらうとこの金額です。ただし私としては査定額が低いと感じています。ただ、ディーラー基準の査定だとどうしてもこの金額(45万)となってしまいます。
買取業者にも査定依頼をしてはいかがでしょうか?もし45万円以下であればこちらで下取させて頂きます。逆に高額査定が出るのなら買取業者に売却してはいかがですか?」
お客様は喜んでくれて、じゃあ買取査定してくる、とのことでした。
しばらくして連絡があり、買取査定が78万円だった!と大喜びでした。
お客様もその金額に満足していて、売却は買取業者へ、ということで話も決まり、スムーズにご購入の契約を頂けました。
査定は必ずディーラーと買取業者と両方やること!
今回のケースは以前に書いた私の車とは逆のパターンとなりました。
傾向としては、年式が新しめの軽自動車はディーラー査定だと低く、買取業者のほうが高く売れるという風に感じています。
ただ、査定に絶対!はありません。車によって様々ですので必ずディーラーと買取業者の双方に査定をしてもらうことが大事です。
今回のお客様も、私が「もしウチより低ければうちが下取りします」とお伝えしたことで自信を持って買取業者と交渉できたとの事。
要するに私は「最低保証価格」を提示した形です。
無理に低い査定額で下取させようとしなかったことで、お客様の信頼を得ることが出来て、商談もスムーズに纏まりました。
もし軽自動車を下取したり、売却しようと考えているなら必ずディーラー査定と買取業者の査定を受けてください。
年式が新しい軽自動車を下取、売却するときの注意点
軽自動車は価格の落ち幅が大きい
軽自動車の1BOXは人気のジャンルなので高額査定が見込める
査定に絶対はないので必ずディーラー査定と買取業者の査定を比較すること!