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スバルってどんな車?富士重工業株式会社から株式会社SUBARUへ!

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スバルってどんな車?富士重工業株式会社から株式会社SUBARUへ!

2017年4月1日から社名がSUBARUへ!

去年の記事にも書きましたが、4月から変わりましたね。

富士重工業が社名をSUBARUに!(2016/5/12)

富士重工業からSUBARUへ 業績好調な富士重工がとうとう社名を変えますね。(来年4月) 海外人気も高いSUBARU車なので、海外へのイメージ戦略などもあるのでしょうか? ところでこのスバル、国内では ...

大好きな車を作ったメーカーですので私も思い入れがあります(笑)

実際に所有していたこともあります。

社名変更を勝手に記念して4月はスバルの月ということにしちゃいます。

まずはスバルってどんなとこ?というところから始めましょう。

富士重工業の自動車部門がSUBARU

もともとスバルは富士重工業の自動車部門のブランド名でした。

富士重工業は自動車だけではなく航空宇宙関連や産業機器関連などの部門がありました。

今回の社名変更を機に、自動車部門と航空機部門に特化した企業に変わっていきます。

スバルには、「スバリスト」と呼ばれる根強いファンがいます。

さらに海外ではその性能を高く評価されており、2016年は初の100万台を突破しました。

米国ではあまりに売れすぎてまったく在庫がない状況が続いているようですね。

国内でも納車待ちが長期化してきています。

シェアは小さいながらも独自の商品性で高い人気を得ている自動車ブランドです。

スバルの車の特徴ってどんなところ?

スバルの特徴は水平対向エンジン(通称BOXERエンジン)とAWD(ALL  WHEEL DRIVE・・・4WD、4輪駆動の意味)です。

水平対向エンジンは低重心が特徴であり、走行安定性を高めることができます。

またAWDも2WD-2輪駆動に比べて高い走行安定性が特徴です。

ですがスバル車の大きな特徴である水平対向エンジンやAWDにもデメリットがあります。

水平対向エンジンはレイアウト状の問題(ピストンを寝かせて並べているためスペースが必要、コンパクトカーには載せられない)やトルクや燃費、整備性などがあります。

またAWDも燃費の面でデメリットがあります。当然2WDより燃費は悪くなってしまいますよね。

デメリットがあったとしてもスバルとして譲れないのが安全性

そういったデメリットがあるにもかかわらず独自の安全性の追求をやめないのがスバル。

低重心な水平対向エンジンを使うことによって車体の重量バランスを低く抑えることで走行安定性を高めています。

シンメトリカルAWDシステムと呼ばれています。

また水平対向エンジンはもしもの衝突の時、車体の下に落として乗員を傷つける可能性を軽減しています。

燃費の面ではデメリットになるAWDも、2WDにはない走行安定性があります。

さらに近年世界中の自動車メーカーが競って開発している衝突軽減のための自動ブレーキ機能もスバルが世界で初めて開発したものなのです。

現在大人気のアイサイトですね。

また最近ではアイサイトの陰に隠れてしまっていますが、アイサイトで国内が注目する前までは、

4輪駆動+ターボエンジンも特徴の一つであり、ハイパフォーマンスな車として国内、海外での高い評価を得ていました。

WRCに参戦していたインプレッサが有名ですね。

思い通りに操れることが安全につながる

まとめると以下のような点がスバルのクルマ造りの考え方であると私は考えています。

・ドライバーの思い通りに車が動いてくれると危険を回避できる可能性が高まる為、低重心で走行安定性が高い水平対向エンジンとAWDを採用している

・アイサイトが危険を事前に察知してくれドライバーの支援をする

・もしもの全面衝突時、全高の低い水平対向エンジンは、後ろに潜り込みやすくなっており、室内に入ってきて乗員を傷つける可能性を抑えている

 

スバルはWRCでのインプレッサの活躍でスポーツ性能を追及しているように見えますが、とにかく安全の為に車の走行性能を高める、という一見すると相反するような考え方です。

現在(2017年)のラインナップでも、WRX S4やレヴォーグなど、2000ccの300馬力ターボエンジンにアイサイトを装備、という他のメーカーにはない特徴の車が人気です。

ですがいたずらに速い車を作ろうとしているわけではありません。

燃費が悪くても制約があるエンジンであっても安全の為に水平対向+4輪駆動を採用する、さらに安全の為にアイサイトなどの技術を追及する、とにかく独自のアプローチで安全性を追求する非常に特色ある自動車ブランドなのです。

かつては国内最弱メーカーと言われたスバルが世界中で大人気!

現在は大人気といえ、国内や世界のシェアで言うとまだまだ少ないスバルです。

しかしそんなメーカーだからこそ特色ある車を作っていかないと生き残っていけないのです。

長い間開発を続けてきたアイサイトのおかげで一気に注目度が高まり国内販売、海外販売ともに伸びています。

経済ニュースなどでは売れすぎスバル、なんてニュースも目にしますね。

スバル大好きな私としてはスバルが好調だとうれしくなりますね。

ただスバル車の特徴は乗ってみて感じるところが大きいです。

言葉で説明するよりも、一度乗ってみることをオススメします!

奇跡のインプレッサ

私が大好きな理由のひとつに笹子トンネルのニュースがあります。

悲惨な事故だったのでリンクは貼りませんがインプレッサが崩落を駆け抜けた、というものでした。

私も同じ型のインプレッサを所有していたのでニュースを見たときに思わず涙してしまいました・・・

車を信頼しアクセルを踏んだドライバー、それに応えて崩落のなかを走り抜けたインプレッサに、本当に感動しました。

気になるかたは「奇跡のインプレッサ」で検索してみてください。

 

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