金利が安い会社を探そう
車を購入するときに多くの人がローン(クレジットとも言います)を組むことになります。
ローンを組む時にはどうしても金利がかかるもの。
頭金が多ければ多いほど、ローンを組む元金が少なければ少ないほど支払う利息は少なくて済みます。
今はディーラーのローンだけではなく、外部の金融機関を利用する人が増えてきています。
ディーラーのローン金利が高いというよりは、外部の金融機関の金利が低いケースが増えています。
今回は金利について。
元金や金利の差でいくらぐらい支払いに差がでるのか書いてみます。
金利が1%低いと支払いがいくら変わるか?
今回は3パターンで比べてみたいと思います。
車両代金300万円 60回(5年)均等払いで計算したときの月額と支払い利息を比べてみましょう。
頭金200万、100万、頭金なしで設定します。
3.9%の場合
元金 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
3.9% | 18300円 | 36700円 | 55100円 |
利息総額 | 102300円 | 204600円 | 306900円 |
4.9%の場合
元金 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
4.9% | 18800円 | 37600円 | 56400円 |
利息総額 | 129500円 | 259000円 | 388500円 |
ローンを組む元金が多ければ多いほど利息は多くなります。
もし300万円でローンを組んだ場合、3.9%と4.9%では81600円も多く利息を支払わなければなりません。
値引きや下取り額も大事ですが、ローン(クレジット)金利もしっかりと押さえておかないといけません。
どこでローン(クレジット)を組めばよいのか?
金利については、ディーラーはそれぞれ一律で金利が決まっていますが、外部の金融機関だと個人ごとに金利が変わってくる場合があります。
銀行系だと給与振込口座になっているか、定期預金はあるか、など色々と条件があり、条件を満たしていると利率の割引があったりします。
銀行系などで表示されている金利は最優遇金利の場合が多いので、実際の借入時の金利とは違う場合があります。
ローン専門の会社などでも変動金利だったりもします。
ではどうやって安いローン(クレジット)を探せば良いのか?
ディーラーのローン(クレジット)返済プランを参考にする
ディーラーでは金利が個人ごとに変わることなく一律で設定されています。
別の金融機関で借入する予定であったとしても、比較対象としてプランを作成してもらいましょう。
車の見積りを作る時に一緒に作れますので、適当に作ってもらうのではなく、自分が無理なく返済できるローン(クレジット)返済プランを作ってみましょう。
今では各ローン会社もネットで見積りすることができます。ディーラーで作ってもらったプランと比較しながら金利の低い会社を探しましょう。
自動車ローン(オートローン)を検討するときの注意点
金利は低ければ低いほど良い
まずはディーラーでしっかりプラン作成をする
そのプランを元に外部の金融機関と比較する
金利はただ手数料を支払っているだけで、取り戻すことはできません。
今回の試算では最大で8万円の差がつきましたが、逆に言うと8万円値引きしてもらっても金利でチャラということになります。
手間はかかるかもしれませんが、しっかりと金利の低い会社を探して利用しましょう。