車を買う(新車、中古車)

新車って何年間乗れる?

  1. HOME >
  2. 車を買う(新車、中古車) >

新車って何年間乗れる?

お金をかければ何年でも乗れる

初めて新車を買おうとしているお客様によく聞かれる質問です。

その質問に対してとりあえずこう答えるようにしているのですが、お客様が求めている答えではないですよね。

わかっています(笑)

お客様との会話の中ではこう続けます。

「車はお金をかければ何年でも乗れます。でも大きなトラブルがなく、出費もかからない、ということであれば最長7年間。

7年後からはそれまでのメンテナンス次第ですので、点検や車検はとても大事ですよ」と。

以前別の記事にも書きましたが、新車には保証期間が設けられています。

今回はそのあたりを書いてみたいと思います。

新車保証には2種類ある

どのメーカーでも同じですが、新車保証というのは大きくわけて2種類あります。

それぞれ期間と上限の走行距離が定められており、その範囲内であれば無償で修理や交換などの保証が受けられます。

一般保証

2つの保証の一つ目は一般保証。

一般保証は3年間、もしくは走行距離が60000km以内のどちらか早いほうが期間となります。

例えると、3年以内でも60000km以上走ってしまうとそこまでで終了、もしくは60000km走ってなくても3年目で終了となります。

対象部品はエアコンや純正のカーナビ、電動ドアミラーなどですね。

詳しくは各メーカーのウェブサイトを参照してください。

保証対象の覚え方の目安は

一般保証対象の部品は車内の電装品関連

という風に覚えておくといいでしょう。

特別保証

2つ目は特別保証。

特別保証は5年間、もしくは100000km以内が保証期間となります。

保証対象部品はエンジンやトランスミッション、ブレーキやコンピューターなどです。

覚え方は走ることに関する大事な部分は特別保証、という風に覚えてください。

保証は通常の使用で不具合が出た場合に対象となります。

ドアミラーをぶつけて壊しちゃったとか、ナビを自分で改造しようとして壊してしまった、悪路を走っていて車体の下を損傷した、などという場合は保証とならない場合があるので注意してください。

保証を受けるには点検やメンテナンスをきちんと受けていることが前提

新車だからとなんでも保証で直せるわけではありません。

例えばエンジンなど、車は定期的なオイル交換が必要ですが、それをせずにエンジンを壊してしまったとします。

そういった場合は当然ながら保証の対象外です。

定期点検を受けておけばそのような事態にはならないので、点検はキッチリ受けたほうがいいですよ。

法定12か月点検って必要?

法定点検とは「法で定められた」点検 当然ながら点検を受けなければいけません。 しかし、車検と違って厳しい罰則が無いため法定点検を受けない人もたくさんいます。 車が古くなればなるほど受けない人が増えてい ...

延長保証制度でプラス2年間で最長7年間になる

いまはどのメーカーもこの新車保証を延長する商品を用意しています。

もちろん有料で、それなりの金額はしますが、私は絶対に入っておくべきだと考えています。

家族の車はもちろん必ず入れています。

保証の有無で高額の修理代がかかったり、無償で修理できたりと日々見ていますのでそのありがたさがわかります。

新車保証+延長保証で最大7年間は大きなトラブル、出費がでない

今回の記事の最初の部分で最長7年間と答えたのはこういった理由です。

そしてそれ以降はそれまできちんとメンテナンスを受けて車を大事にしてきたかどうか、で変わります。

私の顧客の中でも十数年間大事に乗り続けている方だってたくさんいます。

そういった方はやはり定期点検などをきっちり受けている方ばかりですね。

また新車から8年間、毎年ボディのガラスコーティングを施工し、8年たった今でも新車のような輝きやツヤを保っているお客様もいらっしゃいます。

最終的には乗る人本人がどれだけ大事にするかで決まる

車を買う時って皆さんよく言うのが

とても気に入ってるから大事に乗る

長く乗りたいから点検もちゃんと受ける

いつまでもピカピカで乗りたいから洗車は手洗いだけ

というようなことを言いますが、ホントにそれを守れているのは2割くらいのものです(カジクン調べ)

気に入って買った車でも、だんだんと雑に扱うようになってくる人が多いです。

そうすると車の寿命はどんどん短くなります。

そしていずれ高額の修理費用がかかってしまい、もう古くなってきたからこんな修理費用はかけたくない、だから買い替える、となるわけです。

カジクンとしては車が売れるのでありがたいのですけどね(笑)

せっかく新車を買うなら長く大事に乗ってもらいたい、買ってよかったと言ってもらいたい、というのが販売する側のホンネのひとつなのです。

-車を買う(新車、中古車)

© 2025 車を高く売って新車を安く買う方法